『違い』を寄り添わせるって

sim-phony

2009年04月18日 16:30

元は同じ一枚の紙

それぞれに手を加えてみる



『やっこさん』に、『かざぐるま』に、座布団折りを繰り返したもの

3枚の紙は全く違う作品や形へと変わるわけ

ここからまだ違った形へと変貌をしていくこともできるんだけど

これを組み合わせてみる

かざぐるまとやっこさんにもう少し手を加えて

それぞれの形をさらに変えてみる

このかざぐるまの変形はテーブルになったり
フォトフレームにも使えちゃったりする



さらに、やっこさんの変形を組み合わせることで、カチッとした感じの枠つきのフレーム
もしくは花形のフレーム、メダル??

2枚組みです




・・・で

特に使えそうでなかった座布団折りの繰り返し

これを風船基本形へと変形させて

組み合わせると



『独楽』になりました

これは3枚組の独楽
ここには全く違った3つの要素が関わって成り立ちます。

まぁよ~~く廻りますわ、これ


折り紙で説明をつけてこじつけていますが

ばらばらであるようなそれぞれの違いですが

とある目的や夢を抱くことで、寄り添うことができる

そして可能性を引き出し、伸ばすこと、励ましあうこともできる

相手を知り、自分を知る

それは自分と相手の違いを間違いとして受け止めるのではなく

その人の持つ個性と可能性であると『気付き』いうことであり

自分が築き上げてしまった自分の『常識』というものに一石を投じ

新しい価値観を知るきっかけともなるはずです


いわゆる「できる人」と言われてる人たちには、
「実績」や「成功体験」のなかで培われてしまった
自分お決まりの『常識』を基準に人様を見ていらっしゃることで孤立しやすく

一方、「できない人」と感じられてる人は
「比較」や「能力差」が主な判断基準で、本当に何が間違いなのかに気付かないまま
自分の「違い」を間違いとして思い込まされ、苦しんでいます


俺? 俺はもちろん「ド真中」
特別できる人間でもなければ、自分に出来ることしかできないので
与えられたことが、すべて試練だなんて思ってもいませんし
できる事をやる、それが一番自分に素直でキレイなことだと思っています。

人は与えられたことに対して、方法や時間の違いはあれど
自分の精一杯で、解決すべく動いているはずだから。

「それでいい」と応援したいから、今の俺があります
右も左もよ~~く見えるわけですよ。
ある意味、一番孤独でもあるわけですが(^^;

社会のルールである法の元で定められたのならともかく
たかが個人の経験や価値だけで感じ方や考え方、能力の『違い』を
間違いと言えるほど人は偉いもんですかね

人は解りあうことは決してできませんが、相手を知ろうと努力することができます

それは聞くことであり、聴く事であり、話すことでもあるのでしょう

〈コミュニケーション〉とは『違い』を知り、寄り添わせる手段であり、きっかけです

『違い』を知ることは、自分で気付けなかった可能性に気付くチャンスでもあるわけです


互いの『違い』を個性として、可能性として歩み寄れた時には

この独楽のように、一つの形となりまわりだすのでしょう


自分の持つ『違い』というものに自信を持って
あるがままの自分を進んで欲しいなって思います



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